食専門のフランチャイズ比較

飲食業界の転職エージェント・人材紹介会社32選【徹底比較】

飲食業界の転職エージェント・人材紹介サービスは数多くあり、得意なエリアや職種、サポート内容もそれぞれ異なるため、どれを選べばよいか迷う人は多いはずです。

この記事では、飲食業界に特化した転職エージェント・人材紹介サービスについて(比較表・個社紹介・ミスマッチを防ぐ制度・夜間休日対応・失敗しない選び方・条件別のおすすめ・業界の転職市場データ・職種紹介・利用の流れ)を解説します。

結論から言うと、希望エリアに強い特化型を軸に、目的に合うサービスを組み合わせて2〜3社へ登録するのが失敗しない使い方です。

フーズルートが独自に調査し見つけた飲食特化の転職エージェント・人材紹介サービスをご紹介しますので、飲食業界への転職を考えている人は参考にしてください。

飲食業界の転職エージェント・人材紹介、何が違う?

結論から言うと、この2つに明確な線引きはなく、サービス提供側の名乗り方の違いによるものです。

どちらも厚生労働大臣の許可を受けた有料職業紹介事業として、求人企業と求職者の間に立ち、キャリアアドバイザーが求人紹介から条件交渉までサポートする点は共通しています。

転職エージェントとは

転職エージェントとは、求職者一人ひとりにキャリアアドバイザーがつき、求人紹介から書類添削、面接対策、条件交渉まで一貫してサポートするサービスです。

求職者の利用料は無料で、企業側が採用成立時に紹介料を支払う仕組みで運営されており、主に求職者側の視点で使われる呼び方です。

人材紹介とは

人材紹介とは、求人企業と求職者の間に立ち、双方の希望を照らし合わせてマッチングを行うサービスです。基本的な仕組みは転職エージェントと変わりません。企業が人材を紹介してもらうという意味合いから、主に企業側の視点で使われる呼び方で、実務上は転職エージェントとほぼ同じサービスととらえて差し支えありません。

飲食業界の転職エージェント・人材紹介32社比較表

フーズルートが独自に調査した32社を一覧で比較します。運営会社や特徴に加え、対応エリアや対応雇用形態など、登録前に確認しておきたい基本情報をまとめました。

気になるサービスがあれば、下の個社紹介で詳しい情報を確認してください。

サービス名対応エリア
pairing全国
求人飲食店ドットコム全国
ペコリッチ全国
フードジョブ全国
itk全国
ラテコ全国
フード求人ドットコム全国
ジャスキル全国
Food Agent全国
グルメワーカー全国
ミールエージェント全国
フーズラボ全国
フーズラボ・ハイクラス全国
グルメキャリー全国
飲食転職.com関東一都三県中心
ショクエージェント全国
エフジョブ全国
フードコネクト全国
食バンク関西中心
キャリアメニュー首都圏近畿圏中心
FindChef-Agent海外含む
カラフルエージェント飲食全国
食品業界CAREER全国
ホテル・レストラン求人サイトHPW東京/大阪/名古屋/栃木
ホテレス新卒全国
ジョブレストラン全国
RestLab要問い合わせ
飲食求人なび東京中心
トビキリ全国(東京中心)
クックビズ全国・海外
ホテルレストラン求人なび全国47都道府県+海外
転職セレクトなび全国
サービス名対応雇用形態
pairing正社員(幹部・管理職中心)
求人飲食店ドットコム正社員・契約社員・アルバイト・パート
ペコリッチアルバイト・正社員
フードジョブ正社員限定
itk正社員中心
ラテコアルバイト中心
フード求人ドットコム正社員中心
ジャスキル正社員・アルバイト
Food Agent正社員中心
グルメワーカー正社員/派遣/紹介予定派遣/アルバイト/単日/業務請負
ミールエージェント正社員中心
フーズラボ正社員・アルバイト
フーズラボ・ハイクラス正社員(経営幹部・SVクラス以上)
グルメキャリー正社員・アルバイト
飲食転職.com正社員中心
ショクエージェント正社員中心
エフジョブ正社員中心
フードコネクト正社員中心
食バンク正社員・アルバイト
キャリアメニュー正社員・契約社員
FindChef-Agent海外就労(正社員)
カラフルエージェント飲食正社員中心
食品業界CAREER正社員中心
ホテル・レストラン求人サイトHPW正社員・アルバイト
ホテレス新卒新卒
ジョブレストラン正社員・アルバイト
RestLab正社員中心
飲食求人なび正社員中心
トビキリ正社員中心
クックビズ正社員/契約社員/業務委託/アルバイト・パート
ホテルレストラン求人なび正社員・契約社員・アルバイト・パート
転職セレクトなび正社員中心
サービス名特徴
pairing経営幹部・管理職クラスの非公開求人に出会える
求人飲食店ドットコム店舗の雰囲気を写真で確認してから応募できる
ペコリッチ応募前に実際の職場を訪れて確認できる
フードジョブ正社員求人だけを効率よく探せる
itk老舗の実績で好条件の非公開求人に強い
ラテコおしゃれな店舗に絞って求人を探せる
フード求人ドットコム一般には出回らないシークレット求人に出会える
ジャスキルグルメキャリーと同じ企業ネットワークから紹介を受けられる
Food Agentエリアの雰囲気などこだわり条件で探せる
グルメワーカー単日から正社員まで働き方を選べる
ミールエージェントスーパー・食品加工も横断して探せる
フーズラボ3万件超の求人から選択肢を広げられる
フーズラボ・ハイクラス経営幹部クラスのヘッドハンティングを受けられる
グルメキャリー電話で職場のリアルな情報を聞ける
飲食転職.com経験豊富なアドバイザーに海外就労まで相談できる
ショクエージェントお試し入社でミスマッチを防げる
エフジョブ細かい業態・職種条件で求人を絞り込める
フードコネクト生鮮業界も含めた求人に出会える
食バンク関西エリアの求人を豊富に探せる
キャリアメニュー店舗訪問済みの担当者から実態を聞ける
FindChef-Agent料理人として海外就職を目指せる
カラフルエージェント飲食店長・SVクラスの求人を紹介してもらえる
食品業界CAREER食品メーカーの専門職に強い
ホテル・レストラン求人サイトHPW老舗の実績でホテル・レストラン職に強い
ホテレス新卒業界専門誌ならではの新卒求人に出会える
ジョブレストランホテル・リゾートまで選択肢を広げられる
RestLab飲食店経営経験者の視点でサポートを受けられる
飲食求人なび面接前に職場を見てから判断できる
トビキリチャットで気軽に相談できる
クックビズ求人サイト・エージェント・スカウトを使い分けられる
ホテルレストラン求人なびホテル・旅館・ブライダルまで幅広く探せる
転職セレクトなびフード・アパレルなど業界をまたいで比較できる

上記は2026年7月時点の情報です。求人状況やサービス内容は変更される場合があるため、登録前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

次のセクションでは、32社それぞれの特徴や向いている人をより詳しく紹介します。

飲食業界の転職エージェント・人材紹介32選

ここからは、比較表で挙げたサービスを1社ずつ紹介します。それぞれの特徴と、どんな人に合うサービスなのかを簡潔にまとめました。

上から順に読む必要はないので、比較表で気になったサービスから確認してください。

pairing

pairingは、対象を経営幹部や管理職クラスに絞ったヘッドハンティング型で、表に出ない求人の紹介から条件交渉までサポートを受けられます。店長や本部の業務で実績を積み、次は会社の中枢で働きたい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社HUUMEET株式会社
求人数非公開
公式サイトhttps://pairing-job.jp/

求人飲食店ドットコム

求人飲食店ドットコムは、店舗の写真や詳しい情報を見て、お店の雰囲気を確かめてから応募できる求人サイトです。スカウトも受け取れるため、自分のペースで探しながら企業からの声を待ちたい人に向いています。

項目内容
運営会社株式会社シンクロ・フード
求人数18,875件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://job.inshokuten.com/

ペコリッチ

ペコリッチは、応募前に対象のお店で食事をしながら下見ができるクーポンの仕組みが特徴の求人サイトです。働く前の職場を自分の目で確かめたい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社ジョイントラボ
求人数6,441件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://pecorich.jp/

フードジョブ

フードジョブは、アルバイト求人を扱わず、正社員の求人だけを掲載する求人サイトです。腰を据えて働くお店を正社員募集の中から効率よく探したい人に向いています。

項目内容
運営会社株式会社itk
求人数941件(2026年7月時点)
公式サイトhttp://foodjob.tokyo.jp/

itk

itkは、2006年創業のエージェントで、通常の人材紹介に加えてヘッドハンティングのサービスも展開しています。非公開求人が多いため、いま出ている求人に希望のものがない人こそ相談する価値があります。

項目内容
運営会社株式会社itk
求人数非公開
公式サイトhttps://i-t-k.co.jp/

ラテコ

ラテコは、カフェやレストランのなかでも、おしゃれなお店に絞って求人を載せているサイトです。働くお店の雰囲気やセンスを重視して選びたい人に向いています。

項目内容
運営会社株式会社ルミネクス
求人数1,228件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://latteco.jp/

フード求人ドットコム

フード求人ドットコムは、無料の転職サポートとあわせて、一般には出回らないシークレット求人を紹介しているエージェントです。求人サイトを見尽くして行き詰まった人が、次に頼る先の候補になります。

項目内容
運営会社株式会社パスラン
求人数非公開
公式サイトhttps://food-kyujin.com/

ジャスキル

ジャスキルは、求人情報サイトのグルメキャリーと同じ運営元による、人材紹介のサービスです。グルメキャリーの求人ネットワークから紹介を受けたい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社ジェイオフィス
求人数非公開
公式サイトhttp://www.juskill.com/

Food Agent

Food Agentは、おしゃれな街、40歳以上歓迎といった、働き方や暮らしの目線で求人を絞り込める検索が特徴です。エリアの雰囲気まで含めて職場を選びたい人に向いています。

項目内容
運営会社フードエージェント
求人数非公開
公式サイトhttps://ssl.food-ag.com/

グルメワーカー

グルメワーカーは、単発のアルバイトから正社員まで、7種類の働き方をひとつのサイトで探せるのが特徴で、キャリアアドバイザーが条件の確認や交渉を代行してくれます。単発で現場を試してから正社員を狙う、という段階を踏みたい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社グランシーズ
求人数非公開
公式サイトhttps://gourmet-worker.com/

ミールエージェント

ミールエージェントは、飲食店に加えて、スーパーや食品加工まで、食に関わる3つの業種を横断して紹介するエージェントです。調理の経験を店舗の外でも生かしたい人の候補になります。

項目内容
運営会社株式会社TYL
求人数9,217件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://meal-agent.jp/

フーズラボ

フーズラボは、自分で探せる求人サイトと、担当がつくエージェントを、ひとつのサービスの中で使い分けられます。自分で探して選びきれなければ担当に相談へ切り替えられるので、初めての転職でも迷子になりません。

項目内容
運営会社株式会社クオレガ
求人数35,872件(非公開含む・2026年7月時点)
公式サイトhttps://foods-labo.com/

フーズラボ・ハイクラス

フーズラボ・ハイクラスは、フーズラボと同じ運営会社による、SVクラス以上に絞ったヘッドハンティングサービスです。複数店舗の統括や経営に近いポジションを狙う人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社クオレガ
求人数非公開
公式サイトhttps://foods-labo-hc.com/

グルメキャリー

グルメキャリーは、スカウト機能に加えて、電話で職場の実情を聞ける口コミ機能を備えた求人情報サイトです。応募前に職場の本音の情報まで確かめたい人に向いています。

項目内容
運営会社株式会社ジェイオフィス東京
求人数関東版54,719件ほかエリア版別2026年7月時点
公式サイトhttps://www.gourmetcaree.jp/

飲食転職.com

飲食転職.comは、経験20年以上のアドバイザーが対応し、グループ会社が海外で店舗を運営していることから、海外就労の支援まで扱っています。国内でのキャリアアップに加えて、海外で働く道も視野に入れたい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社ワングリップ
求人数非公開(約70%が非公開求人)
公式サイトhttps://inshoku-tenshoku.com/

ショクエージェント

ショクエージェントは、入社前に1日働いて職場を確かめられる、お試し入社の仕組みを持つエージェントです。個人店や中小のお店への転職、将来ののれん分けまで見据える人の候補になります。

項目内容
運営会社株式会社フードコネクション
求人数非公開
公式サイトhttps://shoku-agent.jp/

エフジョブ

エフジョブは、71業態×52職種という細かな検索軸を持ち、探すのは自分で、応募後の交渉はキャリアアドバイザーが担う設計です。条件を細かく絞って探しつつ、交渉は任せたい人に向いています。

項目内容
運営会社株式会社M&A Properties
求人数8,807件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://fjob-kyujin.com/

フードコネクト

フードコネクトは、飲食店だけでなく、鮮魚や精肉の加工といった生鮮の職場まで横断して紹介するエージェントです。包丁の技術を飲食店の外でも生かしたい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社ネクチャ
求人数10,000件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://foodconnect.jp/

食バンク

食バンクは、大阪・神戸・京都を中心に、関西の求人に絞って店舗を開拓している求人サイトです。会員限定で企業の経営方針などの内部情報も見られるため、関西で職場を探す人の候補になります。

項目内容
運営会社株式会社ドリームラボ
求人数4,540件(非公開含む・2026年7月時点)
公式サイトhttps://shoku-bank.jp/

キャリアメニュー

キャリアメニューは、コンサルタント自身が店舗へ足を運んで取材し、求職者と企業の両方を担当する両面型のエージェントです。求人はすべて非公開で、職場の実情を知る担当者から直接紹介を受けたい人に向いています。

項目内容
運営会社株式会社トリプルスリー
求人数非公開
公式サイトhttps://career-menu.com/

FindChef-Agent

FindChef-Agentは、寿司職人や和食料理人をはじめ、料理人の海外就職に特化したエージェントです。ビザの申請から渡航までの支援を受けながら、腕ひとつで海外に挑戦したい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社グローバルイニシアティブ
求人数非公開
公式サイトhttps://findchef-agent.jp/

カラフルエージェント飲食

カラフルエージェント飲食は、さまざまな業種の人材サービスを手がける総合エージェントの、飲食向けブランドです。店長やSVの求人が中心なので、現場経験を管理職の肩書きに変えたい人の候補になります。

項目内容
運営会社株式会社カラフル
求人数非公開
公式サイトhttps://inshoku.colorful-career.jp/

食品業界CAREER

食品業界CAREERは、飲食店ではなく、食品メーカーの職種に特化したエージェントです。商品開発や品質管理など、食の知識を作る側で生かしたい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社グロリアス・サーチ
求人数非公開
公式サイトhttps://shokuhintenshoku.jp/

ホテル・レストラン求人サイトHPW

ホテル・レストラン求人サイトHPWは、1981年創業の人材紹介会社が運営する、ホテルとレストランのサービス職に特化したサービスです。接客の経験をホテルや式場の場で生かしたい人に向いています。

項目内容
運営会社株式会社日比谷プロワーク
求人数394件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://hpwork.jp/

ホテレス新卒

ホテレス新卒は、ホテル・レストラン業界の専門誌を発行する出版社が運営する、新卒向けの求人サイトです。この業界で最初のキャリアを探す学生の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社オータパブリケイションズ
求人数88件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://hoteres-shinsotsu.com/

ジョブレストラン

ジョブレストランは、飲食に加えてホテルやリゾートまで検索対象を広げた求人サイトで、エージェントのサポートも受けられます。独立支援のある求人も絞り込めるため、行き先を広く見渡したい人の候補になります。

項目内容
運営会社株式会社ワン&オンリーキャスティング
求人数1,732件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://www.jobs-restaurant.net/

RestLab

RestLabは、30年以上お店を運営してきた会社が手がける人材紹介で、店舗を経営する側の目線でマッチングを行っています。現場をわかっている相手に相談したい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社株式会社ビロー
求人数記載なし
公式サイトhttps://restlab.jp/

飲食求人なび

飲食求人なびは、面接の前に、担当者が店舗の視察へ同行してくれるサポートが特徴のエージェントです。応募先を自分の目で確かめてから選考に進みたい人に向いています。

項目内容
運営会社インデュースキャリアプロモーション株式会社
求人数859件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://www.food-job.net/

トビキリ

トビキリは、LINEなどのチャットだけで、相談から紹介まで進められるエージェントです。休憩中のスマホだけで転職活動を進めたい人の候補になります。

項目内容
運営会社株式会社トビキリ
求人数非公開
公式サイトhttps://tobikiri.co.jp/

クックビズ

クックビズは、自分で応募する、紹介を受ける、スカウトを待つという3つの探し方を、ひとつのサービスで使い分けられます。全国と海外の求人を横断して見たい人の選択肢になります。

項目内容
運営会社クックビズ株式会社
求人数28,155件(2026年7月時点)
公式サイトhttps://cookbiz.jp/

ホテルレストラン求人なび

ホテルレストラン求人なびは、ホテル・旅館・ブライダルまで含めた業態に特化し、専任コンサルタントが紹介から給与交渉まで伴走します。飲食の経験を宿泊やブライダルの場へ広げたい人に向いています。

項目内容
運営会社株式会社パスラン
求人数132件ほか非公開求人あり(2026年7月時点)
公式サイトhttps://hospitality-kyujin.com/

転職セレクトなび

転職セレクトなびは、コンサルタントが求人企業へ実際に足を運び、募集の背景や社風を把握したうえで紹介するエージェントです。模擬面接や選考への同席まで頼みたい人の候補になります。

項目内容
運営会社株式会社シーエーセールススタッフ
求人数492件以上(2026年7月時点)
公式サイトhttps://tenshoku.ca-ss.jp/

ミスマッチを防げるのはどこ?お試し入社・体験入社まとめ

飲食業界の転職では、求人票の情報だけで職場を判断すると、実際の労働時間や店舗の雰囲気、一緒に働くスタッフとの相性など、入社してみないとわからない部分でギャップが生じることがあります。

入社前に実際の職場を体験できる制度を設けているサービスなら、こうした想像とリアルのギャップを事前に埋めることが可能です。

サービス名ミスマッチ防止施策
ショクエージェントお試し入社制度あり
飲食転職.com紹介予定派遣(お試し入社)あり
ペコリッチ応募前にお店で食事しながら下見できるクーポンあり(対象店舗限定)
食バンク職場見学・職場体験制度あり

制度の有無だけでなく、実際に活用できるかどうかは求人ごとに条件が異なります。気になる制度があれば、登録時にアドバイザーへ直接確認するとよいでしょう。

在職中でも使える?夜間・休日対応まとめ

飲食業界で働く人の多くは、シフト制で平日の日中に休みが取れず、営業時間中は電話にも出られません。

総合型の転職エージェントが平日日中の面談を前提にしているのに対し、飲食業界特化のサービスには夜間や休日の相談に対応しているところがあり、在職中の転職活動の進めやすさに直結します。

サービス名夜間・休日対応
itk年中無休9時〜24時、夜間の相談に対応
飲食転職.comLINE・メールは24時間受付(電話は平日のみ)
エフジョブ電話・メール・LINEで柔軟に対応
食バンク事前連絡で土日の面談・面接に対応

対応可能な時間帯は求人企業側の都合で変わる場合もあります。登録時に、希望する連絡方法や時間帯をアドバイザーへ伝えておくとよいでしょう。

失敗しない選び方のポイント

飲食業界の転職エージェント・人材紹介サービスは数が多く、やみくもに登録しても自分に合うところにはたどり着けません。登録する前に、サービスを見比べる軸を持っておくと迷いません。

ここでは、求人数、対応エリア、業界特化度、サポート内容という4つの軸から、選び方のポイントを解説します。

求人数の多さで選ぶ

求人数は、フーズラボのように3万件を超える求人を公開しているサービスもあれば、pairingのようにほぼすべてを非公開で扱うサービスもあります。非公開が多いのは経営幹部クラスなど公開に向かない求人を扱っているためで、公開数が少ないことは、サービスの規模や質の低さを意味しません

数字の大小は候補を絞る目安のひとつにとどめ、最終的には面談で紹介される求人の中身を見て判断しましょう。

対応エリアで選ぶ

飲食業界の転職エージェント・人材紹介サービスには、特定のエリアに絞って求人網を築いているところが少なくありません。たとえば食バンクは関西圏に特化しており、関西で探す人にとっては求人の密度が高い構造です。

注意したいのは、対応エリアが全国となっていても、実際の求人は都市部に偏っている場合があることです。希望する勤務地の求人がどれだけあるか、登録前に確かめてください。

業界特化度で選ぶ

「飲食業界特化」といっても、得意な業態・職種は会社ごとに異なります。たとえばフードコネクトは鮮魚・精肉といった生鮮の加工職に強く、ホテル・レストラン求人サイトHPWはホテルやブライダル施設のサービス職を専門にしています。

加工の技術を生かすのか、ホテルの場で接客を極めるのか、街のお店で腕を磨くのか。目指す仕事によって、登録すべきサービスは変わってきます。

サポート内容で選ぶ

サポートの範囲は、求人紹介までのところもあれば、書類の添削や面接への同行、条件交渉の代行まで担うところもあります。同じエージェントという名前でも、受けられる支援の幅は大きく違います

どこまで対応してもらえるかは公式サイトからは読み取りにくいため、登録時に担当者へ直接確認するのが確実です。

【条件別】あなたに合うのはどれ?

飲食業界の転職エージェント・人材紹介サービスは、対応する雇用形態や役職、エリアによって向き不向きがあります。自分の状況に近いものから、登録先の候補を絞り込んでください。

未経験から挑戦したい人

スキルがない状態で本当に採用してもらえるのか、入社後についていけるのか、そんな不安を抱える人は多いはずです。飲食業界は人手不足が続いており、未経験者を歓迎する求人自体は珍しくありません

フーズラボやグルメキャリーは未経験歓迎の求人を扱っており、未経験からの挑戦を考えている人の選択肢になります。

正社員転職を目指す人

飲食業界はアルバイト・パートの比率が高く、求人を探すときも正社員の募集がアルバイト求人に紛れがちです。

フードジョブは正社員の求人だけを掲載しており、キャリアメニューも扱いは正社員・契約社員のみです。探す段階から雇用形態を絞り込みたい人に合っています。

経営幹部・管理職クラスを目指す人

経営幹部や管理職ポジションの募集は、企業側が秘匿したい情報であるため、一般の求人サイトにはほとんど出てきません

店長職や本部職で実績を積み、次のステップを探しているなら、pairingやフーズラボ・ハイクラスのような、非公開求人を扱う飲食 人材紹介への登録が近道です。

将来独立したい人

独立を見据えた転職では、働く条件だけでなく、のれん分けや独立支援の制度がある職場かどうかが選択の軸になります。ショクエージェントはのれん分け制度がある求人を扱っており、キャリアメニューには独立支援制度がある企業への転職を実現させた実績があります。

支援の中身までは求人票からわからないため、独立したい時期や持ちたいお店の形を面談で伝え、それに合う求人を紹介してもらいましょう。

飲食業界の転職市場は今どうなっている?

飲食業界は、有効求人倍率が高く売り手市場である一方、離職率も高く、賃金水準は全産業のなかで最も低い業界です。

この3つのデータから、この業界とどう向き合うべきかを見ていきましょう。

有効求人倍率で見る"売り手市場"の実態

厚生労働省「一般職業紹介状況」によると、飲食業界を代表する2職種(飲食物調理の職業・接客給仕の職業)の有効求人倍率は、2021年度2.05倍、2022年度2.89倍、2023年度2.96倍、2024年度2.81倍と推移しています。

同時期の全国平均は1.16倍から1.31倍の範囲にとどまり、飲食業界はこの4年間、全国平均の2倍前後の水準を保ってきました。

倍率がやや落ち着いた2024年度でも、全国平均を大きく上回っており、飲食 転職エージェントを利用するうえでは、依然として求職者に有利な売り手市場と言えるでしょう。

有効求人倍率の推移

出典:

厚生労働省「一般職業紹介状況(年度平均有効求人倍率)」

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57261.html

e-Stat「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)2021・2022年度(旧職業分類)」

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?fileKind=0&statInfId=000040050660

e-Stat「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)2023・2024年度(新職業分類)」

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?fileKind=0&statInfId=000040465147

離職率の高さ、どうとらえるべきか

厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」によると、宿泊業・飲食サービス業の離職率は一般労働者18.1%、パートタイム労働者29.9%です。単純計算で、一般労働者は5〜6年、パートタイムは3〜4年に一度、同僚の大半が入れ替わる水準にあります。

これは一部の会社だけの特殊な数字ではなく、業界全体の平均です。1社への定着にこだわるより、数年単位でステップアップの転職を重ねる方が、この業界には合っています

出典:

厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/25-2/index.html

平均年収と年収アップの可能性

厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、宿泊業・飲食サービス業の賃金は月額26万9,500円で、調査対象の16大産業のなかで最も低い水準にあります。

ただし、離職率が高く有効求人倍率も高いということは、裏を返せば実績のある人材が評価されやすいということです。1社にとどまるより、実績を積むたびに飲食 転職エージェントを使って次の環境へ移り、年収交渉を重ねていく方が、この業界で年収を上げる近道です

出典:

厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2024/dl/14.pdf

飲食業界にはどんな仕事がある?職種別に解説

実績を積んで次の転職先を探すとき、選択肢は今と同じ現場の職種だけではありません

飲食業界には、調理や接客を担う現場の職種、店舗全体を管理する職種、本部で商品開発やマーケティングを担う職種、そして経営を担う職種があります。

それぞれどんな仕事内容で、どんなキャリアにつながるのか、順に見ていきましょう。

調理・キッチン系(料理人・シェフを目指すなら)

調理・キッチン系の仕事は、飲食と言えばキッチンと言われるほど、業界の中心にある技術職です。身につけた技術は自分につくため、転職で環境を変えても失われることはありません

年収の相場は350〜400万円ですが、この職種の成長実感を支えるのは、数字よりも任される責任の範囲です。スーシェフ、料理長と役職が上がるほど、預かるものは自分の持ち場からキッチン全体、そして人を育てる役割へと広がっていきます。

今のお店で任される範囲が頭打ちになったと感じたときが、次のキャリアを探すきっかけと言えるかもしれません。

ホール・サービス系(接客・マネジメント志向なら)

ホール・サービス系の仕事は、お店のおもてなしを一手に担う職種です。磨き上げた接客の技術は、業態を問わずどんなお店でも通用します。

年収の相場は350〜400万円で、キャリアの先には、ミシュランの星付き店のような一流のお店で技術を発揮する道もあれば、発注や売上管理など運営の経験を重ねて、店長など管理職ポジションへ進む道もあります。

いろいろな業態やお店を経験してきた人ほど、転職市場での価値は上がっていきます

店舗管理・マネジメント系(店長・SVを目指すなら)

店舗管理・マネジメント系の仕事は、お店の経営を預かる職種です。調理やホールで積んできた現場の経験は、スタッフをまとめる立場になってこそ生きてきます。

年収の相場は店長で350〜400万円、SV・エリアマネージャーで400〜500万円と役職に応じて上がります。その先には、人材採用・育成やマーケティングといった本部の業務から経営幹部まで、進める道が開けていきます。

売上をどれだけ伸ばしたか、人をどう育てたか。自分の貢献を数字で語れることが、転職での何よりの実績になります

本部・バックオフィス系(商品開発・経営企画を目指すなら)

本部・バックオフィス系の仕事は、商品開発やマーケティング、人材採用・育成など、会社全体を動かす側に立つ職種です。メニューの開発はお客様の満足を、採用と育成はおもてなしの質を、販促の企画はお店の売上を決める、どれも事業の土台を作っています。

年収の相場は450〜550万円で、部門の責任者クラスならさらに上も見込めます。店長やSVでの経験や、お店の売上に貢献した実績が、転職時の武器になります

お客様の反応を間近で見てきた経験は、商品やサービスを企画する場面で生きてきます。

経営幹部・管理職クラス(会社経営に携わりたいなら)

経営幹部・管理職クラスは、事業部長や役員として、会社の経営に携わる立場です。新しい業態の立ち上げや出店の判断、組織づくりまで、会社の進む方向そのものを決めていきます。

店長やSV、本部の業務で積み上げてきた経験と実績は、ここではすべてが評価の対象になります。年収は役割や会社の規模によって大きく変わるため、一律の相場では語れません。

こうした求人は表立って募集されることが少なく、pairingのように幹部・管理職の求人を厳選して扱う転職エージェントを通すことで、自分に合う会社が見つかりやすくなります。

職種別の年収目安一覧

フーズルートが公的な統計データや転職サービスの公開情報を調査し、職種別の年収相場として一覧にまとめました。転職先を考える際の目安にしてください。

職種年収目安
調理・キッチンスタッフ350~400万円
ホール・サービススタッフ350~400万円
店長350~400万円
エリアマネージャー・SV400~500万円
本部スタッフ(事務・人事・営業)450~550万円

出典:

doda「エリアマネジャー・スーパーバイザー(SV)の転職市場動向」https://doda.jp/DodaFront/View/JobContent/JobTrend/j_oc__092202S/

厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」

https://shigoto.mhlw.go.jp/User/

飲食 転職エージェントの使い方|登録から内定までの流れ

飲食 転職エージェントの流れは、登録、面談、求人紹介、選考、内定とどのサービスもほぼ共通です。

大切なのは手順そのものより、各段階で何を準備しておくかです。

登録前:希望条件と退職理由を言葉にしておく

職種、業態、エリア、給与、休日の5つについて、譲れない順番を決めておきます。あわせて、なぜ今のお店を辞めたいのかも整理しておきましょう。

退職理由は面接で必ず聞かれるうえ、希望条件の裏返しでもあるため、ここが曖昧なままだと紹介される求人もぼやけます。

面談:経験とあわせてシフト事情も伝える

面談ではこれまでの経験、資格、希望条件を伝えます。このとき、連絡がつきやすい時間帯や面談できる曜日もあわせて伝えておくと、シフト勤務のままでも転職活動が滞りません。

夜間や休日の対応可否はサービスによって異なるため、在職中の人は最初に確認しておきたいポイントです。

応募書類:実績を数字で書く

「ホールを5年担当」だけでは、他の応募者と差がつきません。ピーク時に何席を回したか、アルバイト何名の教育を任されたか、担当してから売上がどう変わったか。自分の貢献を数字で示せる書類は、それだけで説得力が変わります。

書き方はキャリアアドバイザーが添削してくれるので、材料になる数字を洗い出しておくことが読者側の準備です。

面接:頻出の質問に備える

飲食業界の面接で聞かれることは、退職理由、志望動機、調理や接客のこだわり、将来のキャリアの4つにほぼ集約されます。

応募先ごとの傾向はアドバイザーが把握しているため、模擬面接まで頼んで本番に臨みましょう。

内定後:条件交渉と円満退職までがセット

給与や入社日の交渉は、アドバイザーが代わりに行ってくれます。

もうひとつ備えておきたいのが今のお店の退職で、人手不足のお店では強く引き止められることが珍しくありません。退職の切り出し方や引き継ぎの段取りもアドバイザーに相談できるので、内定から入社まで並走してもらいましょう。

転職エージェントで失敗しないための注意点

転職エージェントは便利な一方で、使い方を誤ると希望とずれた転職活動になりかねません。登録前に知っておきたい注意点を3つに絞って解説します。

担当者と合わないときの対処法

転職エージェントの満足度は、担当のキャリアアドバイザーとの相性で大きく変わります。希望と違う求人ばかり紹介される、連絡がとりづらいと感じたら、我慢せず担当者の変更を申し出ましょう

変更の申し出はサービス側にとって珍しいことではなく、理由を具体的に添えると話が早く進みます。担当者本人に言いにくい場合は、問い合わせ窓口から連絡する方法もあります。

なぜ複数登録が転職成功のカギなのか

サービスによって、保有する求人も得意なエリア・職種も同じではありません。1社だけに絞ると、その1社が持っていない選択肢には出会えないまま転職先を決めることになります。

2〜3社に同時登録して、求人と担当者の対応を比べながら進めましょう。ひとつ注意したいのは応募の管理です。同じ求人に別々のサービスから応募すると、企業側で重複がわかり心証を損ねかねません。どこから何に応募したかは、自分で把握しておきましょう。

非公開求人に期待しすぎない

非公開求人は、応募が殺到しやすい好条件の求人や、社内に知られたくない後任探しといった事情で、表に出ていない求人です。転職エージェントに登録して初めて紹介されるので、求人サイトだけを見ている人より選択肢は広がります。

ただし、非公開だから良い求人とは限りません。公開すると都合が悪い事情が企業側にあるだけの場合もあるため、なぜ非公開なのかを担当者に確認し、中身は公開求人と同じ目で見極めましょう。

飲食業界の転職エージェントに関するよくある質問

ここまでの章で触れきれなかった疑問をまとめました。

飲食の転職エージェントは無料で使えますか?

求職者の利用はすべて無料です。採用が決まった際に企業側が紹介料を支払う仕組みのため、登録から内定後まで費用を求められることはありません。

在職中でも転職活動はできますか?

できます。電話やオンラインでの面談が主流になっており、夜間や休日に対応するサービスもあります。対応時間は各社で異なるため、在職中の人は本記事の夜間・休日対応まとめの章を参考にしてください。

登録してから内定まで、どれくらいかかりますか?

期間は人によって差があり、在職中であれば面談や面接の日程をどれだけ確保できるかに左右されます。急ぎたい場合も、じっくり選びたい場合も、希望のペースを最初に担当者へ伝えておくと、その通りに進めやすくなります。

紹介された求人は断ってもいいですか?

断っても問題ありません。合わないと感じた求人に無理に応募する方が、入社後のミスマッチにつながります。断るときに理由を添えると、次に紹介される求人の精度が上がっていきます。

飲食業界での経験がなくても利用できますか?

利用できます。未経験を歓迎する求人を扱うサービスも多くあります。どのサービスが未経験に向くかは、本記事の条件別の章で紹介しています。

すぐに転職するつもりがなくても登録していいですか?

かまいません。情報収集や自分の市場価値の確認から始めるといった使い方もできます。検討段階であることを担当者に伝えておけば、連絡の頻度も調整してもらえます。

まとめ|まず2〜3社に登録して比較しよう

飲食業界は人の入れ替わりが激しいぶん、実績を積んだ人が動きやすい業界です。1社に腰を据えることにこだわるより、実績がついたタイミングで環境を変え、年収交渉を重ねていく方がキャリアは伸びていきます

その準備の第一歩が、飲食 転職エージェントへの登録です。32社すべてを比べる必要はなく、希望エリアの求人を持つ軸の1社、未経験や幹部クラスなど目的に合う1社、比較のための1社という考え方で2〜3社に絞れます。

同じ希望を伝えても、返ってくる求人は各社で違います。まずは無料登録から始めて、紹介される求人と担当者の対応を並べて比べてください。

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