餃子・肉まんで募集中のフランチャイズ(FC)で独立・開業
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◆餃子・肉まんフランチャイズのトレンド
まず餃子でトレンドになっているのが、生ぎょうざに特化したお持ち帰り専門店。
コロナ禍でテイクアウトやデリバリーへの需要が高まったことで、自宅で冷凍餃子では味わえない本格的な味を求める層が増えているようです。
2021年12月4日に有楽町でオープンした肉まん専門店「TOKYO PAO(トウキョウパオ)」では一般的な肉まんより小さいサイズ(直径約6cm)のカラフルな肉まんを提供しています。
見た目で楽しめるだけでなく、味の組み合わせを楽しんで選べる新しいスタイルが話題になっています。
餃子や肉まんに特化した店舗を開業する際は、こうした時代のニーズを取り入れていくことが安定した経営のコツと言えます。
◆餃子・肉まんのフランチャイズはどういう地域で開業すると成功するか
フランチャイズで餃子・肉まんを開業する際、知名度のある商業ビルや商業施設内に出店することで、ブランド力を生かして効果的に集客をすることができます。
また、それ以外の立地だと、餃子や肉まんはお酒との相性よく、同時に楽しむ人も多いです。
そのため、駅から近い立地やタクシー乗り場がある帰宅しやすい立地に店舗を出店すると、リピートの足掛かりにもしやすいのでおすすめです。
◆餃子・肉まんフランチャイズのメリット
・台湾料理ブームで全体的に底上げされている
2019年のタピオカブームは落ち着いたものの、「台湾カステラ」や「台湾唐揚げ」など日本人の関心は台湾グルメに集まっています。
事実、小籠包や肉まんをメインメニューに据えた台湾発の『鼎泰豊(ディンタイフォン)』は、日本に上陸して以来、現在リピート続出の人気店となっています。
まだまだ日本に上陸していない台湾グルメが控えているので、今後数年に渡って餃子や肉まんを扱った専門店はその恩恵が期待できるでしょう。
・緊急事態宣言解除およびアルコール規制解除の反動
長い間続いていた緊急事態宣言および飲食店でのアルコール提供の中止により、今まで我慢を強いられていた消費者が反動するかのごとく飲食店でお酒を楽しんでいます。
数あるフードメニューの中でも餃子は特にアルコールとの相性が抜群なので、今後は安定した経営が期待できるでしょう。
◆餃子・肉まんフランチャイズの注意点・懸念点
・巣ごもり需要&冷凍食品の台頭
コロナ禍の外出自粛の影響により、冷凍食品市場のなかで特に冷凍餃子が好調に推移しました。
特に『大阪王将』の「羽根つき餃子」は、油や水、さらにはフタいらずで簡単に美味しくお店の味が食べられるということで、家庭内で大変人気があります。
そのため、なにか特色やブランド力がないと餃子や肉まんをメインに据えた店舗経営は苦戦する可能性があります。