居酒屋・バーで募集中のフランチャイズ(FC)で独立・開業・起業
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居酒屋・バーのフランチャイズ、独立開業情報の特徴
居酒屋・バーのフランチャイズ、独立開業情報の特徴としては、「半年以内に開業/独立できる」のフランチャイズが多く、全体平均25%に対して100%と高く、次いで「研修制度有り」の割合が全体平均84%に対して100%、「夫婦で独立」の割合が全体平均27%に対して71%という特徴を持っています
短期間での開業、独立を目指すのであれば、おすすめのジャンルになります。
◆居酒屋フランチャイズのトレンド
どの街にも1つはある居酒屋ですが、最近は以下のようなコンセプトの居酒屋がSNSを中心に話題になっているようです。
- 会社が終わる時間帯に「ハッピーアワー」と称して低価格でお酒を提供
- テーブルごとに設置されたドリンクサーバーからセルフで飲み物をおかわりできる「セルフ飲み居酒屋」
- “昭和レトロ”をテーマにした「エモ酒場」
- 大衆居酒屋感を残しつつも、現代らしいモダンでお洒落な「ネオ居酒屋」
- 昭和レトロ感いっぱいの駄菓子食べ放題居酒屋
- 店内にある大きないけすと釣り船で魚釣りも楽しめる居酒屋
- 小学校をコンセプトにした個室居酒屋
その他にも、エンターテイメント性がある個性的な居酒屋が数多くあります。
また、フランチャイズの居酒屋でも、より話題性を呼ぶような商品を次から次に開発・提供しているようです。
◆居酒屋のフランチャイズはどういう地域で開業すると成功するか
・コンセプトやターゲットに合った場所に出店する
例えば低価格で回転率の高い居酒屋にするのであれば、オフィス街近くの駅前や人通りの多い路面店が適しています。
一方、素材の良さや味で勝負する高級路線の居酒屋であれば、銀座や東京駅のようなコンセプトに合った駅・商業地の近くなどが考えられます。
・居酒屋の場合は競合が多い場所でも相乗効果で売上が上がる
通常であれば、競合がひしめくエリアに出店を考えることは避けたいでしょう。ですが居酒屋の場合は別です。
同じエリアに競合となる飲食店がたくさんあったとしても、顧客にとっては「今日はどこの居酒屋へ飲みに行こうかな」「前回はあの居酒屋に行ったから今回はこっちにしてみよう」と選択肢の幅を広げることになります。
その結果、相乗効果でエリア全体の売上アップにつながるケースがあります。
・交通の便が良くタクシーが確保できる
アルコールを摂取した顧客が帰宅しやすい駅に近い立地や、タクシーが簡単に確保しやすい立地が良いでしょう。
店舗から自宅への移動がスムーズ済む立地であれば、再来店の可能性が高まります。
◆居酒屋フランチャイズのメリット
・高い利益率
メインのアルコール類だけでなく、アルコールとの相性が良い焼き鳥などの料理も、仕入れ値の2~3倍で提供できます。
この「利益幅が大きい」という点が居酒屋の最大のメリットと言えます。
・初期費用を抑えて開業可能
居酒屋は10席未満のカウンタータイプでも十分に営業可能です。
店舗面積が狭くても営業できることから、他の飲食業と比較しても初期費用が低い傾向にあります。
◆居酒屋フランチャイズの注意点・懸念点
・居酒屋は競合が特に多い
居酒屋は誰しもが開業しやすいというメリットがありますが、その分次から次へと新店舗が出てきます。
競合が多く、競争率が高いので経営が難しいからこそ、フランチャイズで出店することでブランド力や本部のサポートを受けると良いでしょう。
・パンデミックの影響をもろに受ける
記憶に新しいですが、新型コロナウイルスにより2015年から2018年ごろまで横ばいだった居酒屋業界の市場規模は、2019年には減少に転じ、2020年には大幅に減少しました。
2021年12月の現時点では、感染者数が落ち着き徐々に市場が回復傾向にあるものの、今後もパンデミックの際にはアルコールを提供する業態は注意が必要です。