カレーで募集中のフランチャイズ(FC)で独立・開業
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◆カレーフランチャイズのトレンド
「国民食」と呼ばれ家庭や外食で親しみのあるカレーは、タピオカのような爆発的なブームは無いものの、以下のようなユニークなカレーはインターネットやSNSを中心に人気を博しています。
- ご当地カレー
- 基本のキーマカレーが多岐にわたり進化した「ニュータイプキーマ」
- ここ数年ブームとなっている「スパイスカレー」
- 味付けに出汁を使用した「出汁カレー」
- 野菜がたっぷりとれる「ベジタブルカレー」
特に、「スパイスカレー」はインターネット上の検索数が4年で35倍に増加しており、盛り上がっているジャンルとなっています。
また、今までカレーと言えば北インドのバターチキンカレーとナンというイメージが強かったですが、最近では南インドのカレーや、スリランカのカレー専門店などマニアックなカレーが増えてきました。
◆カレーのフランチャイズはどういう地域で開業すると成功するか
少し高単価なオーガニック系のカレー屋を運営する場合、ビジネス街に出店することで、ランチ帯や退勤後のビジネスマンの来店を期待できます。
一方、量やコスパを売りとする大衆向けのカレー屋を運営する場合は、学生が多い大学近辺に出店することで多くの学生の来店を期待できます。
人通りの量やアクセスの良さも重要な要素ですが、出店する際はお店のコンセプトやターゲット層に合っているかも確認しましょう。
◆カレーフランチャイズのメリット
・ブームに左右されず、安定した売上を見込める「国民食」
カレーは、家庭や外食など多方面で親しまれている「国民食」なので、ブームに左右されず安定した売上を見込めるメリットがあります。
爆発的なブームなどは期待できませんが、旬の時期や繁忙期が基本的にないので年間の収益予測も立てやすいです。
・材料費が安い
カレー以外にも様々なメニューを提供する場合は別ですが、大衆向けのカレー屋であれば比較的材料費を安く抑えることができます。
特に、フランチャイズで開業をするのであれば、本部から材料を仕入れることが大半ですので、個人で経営するよりもさらに材料費を抑えることがでいます。
・回転率が高い
カレーは、提供までの時間やお客さんが食べる時間が短いため、ラーメン屋と並んで飲食業界ではトップクラスで回転率が高い業態です。
カレーは冷凍庫で保存した際は日持ちするので、前日に大量に仕込んでおくことで調理時間の短縮や人件費を抑えることもできます。
こうした効率的なオペレーションを実現することで、より高い売上を期待できるでしょう。
・実店舗だけでなくテイクアウトやデリバリーとの相性も良い
カレーは、カレールーとご飯(またはナン)さえ仕込んでおけば、テイクアウトやデリバリーとも相性が良い商品です。
イートイン以外の収益もあげやすいので、収益を上げやすいというメリットもあります。
◆カレーフランチャイズの注意点・懸念点
・客単価を上げにくい
カレー屋に訪れる顧客のなかで、カレー以外のメニューを注文する人はあまり多くなく、カレー1杯高くても1000円台、気軽に入れるカレー屋なら800円ほどが相場です。
注文するとしても、アルコール類やサラダなどを1~2品注文するくらいなので、客単価はあまり上がりません。
カレー屋のなかには、ワンコインで提供している店舗もあり価格競争が激しくなっているので、収益をアップさせるためにも回転率の向上や材料費のカットといった工夫が必要になってきます。