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「タブレット地獄」から脱却!複数のデリバリープラットフォームもタブレット一台でスッキリ、受注から集計を一元化、オペレーションの効率化・売上アップを実現する『camel(キャメル)』

「タブレット地獄」から脱却!複数のデリバリープラットフォームもタブレット一台でスッキリ、受注から集計を一元化、オペレーションの効率化・売上アップを実現する『camel(キャメル)』

コロナ禍を機に認知、需要、供給が急速に拡大したデリバリーサービス。

多くの飲食店に導入され、コロナ禍で落ち込んだ売上の補填に貢献した一方で、複数のプラットフォームの導入による受注、オーダー数の集計などが複雑化するという問題が顕在化しています。

キッチンがタブレットだらけ……そんな悩みを抱えるお店も多いのではないでしょうか?

そうした課題を解決すべく株式会社tacoms(東京都中央区、代表取締役社長:宮本晴太氏)が開発したのが飲食店向けクラウドサービス・camel

デリバリーの受注から集計までを一元管理し、オペレーションの効率化や業務の管理、データ活用などにつなげるサービスで、現在6500店舗もの飲食店に利用されています。

今回は、株式会社tacoms取締役COOの杉田翔氏に、camel誕生の経緯や導入のメリットを伺いました!

Camel デリバリー 一元管理ツール

デリバリープラットフォームとの公式連携によってオペレーションを効率化

編集者

まずはcamelのサービスを開発するに至った経緯を教えてください。

杉田

さん

当社は2019年、大学生向けのデリバリーサービスを立ち上げたことが始まりです。 これは、ランチの時間帯に大学近隣の飲食店が混雑し、授業に遅れてしまうという学生たちの悩みを解消するため、デリバリーを使ってもらおうというものでした。 ただ、その際にはウーバーイーツや出前館など複数のプラットフォームを導入していて、それぞれプラットフォームごとに異なるUIで受注、集計をしなければならず、オペレーションがとても繁雑だった。 この先、この事業を拡大するためには自動化が必要になると考え、受注や集計を一元化できるサービスを作ることにしました。 当初は自分たちが運用するためのシステムとして開発しようと思っていたのですが、弊社代表の宮本とともに飲食企業2000社にテレアポをして市場調査を行ったところ、私たちだけでなく多くの飲食店の現場でシステムの一元化が求められていることを知りまして。 需要はあるのに、供給はない。 ならば、多くの人たちに使っていただけるサービスをつくろうと考え、camelの開発を開始。2021年5月に正式リリースをしました。 現在、6500を超える飲食店で利用していただいております。

編集者

では、camelのサービス内容を教えてください。

杉田

さん

一言で言えば、「タブレット1台ですべてのデリバリープラットフォームの受注と集計ができるウェブサービス」です。 私たち自身も感じたことでしたが、デリバリーサービスを導入した飲食店の課題は、店舗オペレーションの煩雑化にあります。 導入するプラットフォームが増えれば、その分タブレットも増え、異なるUIの操作方法を習得しなければならない。 これにより、店舗スタッフの混乱を招き、余計なリソース、コストをかけることになり、本来行うべき調理や接客といった本質的な価値のある業務に集中できなくなることに問題がありました。 camelは、こういった問題を解決するために複数のデリバリーサービスをひとつのUIで統一。 オペレーションを一元管理することで、提供順や抜け漏れのリスクを減らします。 また、従来は受注したオーダーを店舗側のハンディで打ち込んだり、営業終了後にPOSレジに手打ちで集計したり、管理面でもヒューマンエラーが起きやすい状況を生み出していました。 しかし、camelはキッチンプリンター、POSレジと連携することで自動化を実現。ミスの防止に期待ができます。

編集者

競合サービスもあるかと思いますが、camelならではの強みはありますか?

杉田

さん

各デリバリープラットフォームとの公式連携数の多さが最大の強みです。 仮に、公式連携ができていないシステムの場合、プラットフォーム側と店舗側でオーダーの受注や調理ステータス、配送指示といった情報の共有にタイムラグが発生し、最終的にエンドユーザーへの提供時間に影響が出てしまうリスクがあります。 しかし、camelの公式連携によってそれらの問題は解決。 リアルタイムの情報共有によって、提供時間を短縮し、ユーザーの満足度向上につながります。 また、新たなデリバリーサービスの追加導入が容易であることも公式連携のメリットで、利用するサービス、プラットフォームが増えてもオペレーションを圧迫することなく、売上アップをはかることに繋がります。

まだまだ課題の多いデリバリーサービスの環境整備によって売上増加をアシストする

編集者

今後はどのような展開を考えていますか?

杉田

さん

現状は受注と売上管理の部分をカバーしているcamelですが、今後はその前後のフローについてもカバーしていきたいですね。 新規でデリバリーを始める企業様に対して業態やブランド構築のサポートも行っています。 例えば、テイクアウト寿司や回転寿司の業態を持つ京樽さんのデリバリーブランドを作った実績があります。 比較的高単価商品が主力の京樽さんですが「デリバリーではもっとリーズナブルな商品を作りたい」というご要望があり、私たちの蓄積したデータや知見、ノウハウを用いて海鮮丼のブランドをご提案しました。 結果的に短期間での売上アップに成功し、京樽全体のデリバリーは150%を超える売上増を実現しています。 また、商品の受け渡し作業の効率化も推進していきます。 配達員やテイクアウトのお客様に向けた受け渡し状況を伝えるディスプレイや、非対面・非接触で受け渡しできるピックアップドアの導入も行っています。 現状、まだまだ課題の多いデリバリーサービスですが、その課題とニーズを正しく汲み取り、店舗さま、企業さまの売上増加をお手伝いしていきたいと考えております。

編集者

タブレット一元化のみならず、幅広くデリバリー課題解決に取り組んでいるんですね!camelによりデリバリー市場がより盛り上がりそうです。 本日は貴重なお話、ありがとうございました!

Camel デリバリー 一元管理ツール

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